PTSD 鬱病 発達などの悩みご相談下さい。ラカン派臨床心理士によるカウンセリング

フランス人の方へ
護国寺こころの森相談室
フランス人の方へ
  • お問い合わせ・ご予約:03-69020262
  • お問い合わせ・ご予約はこちら

icon コラム

image
ホーム > コラム
コラム

インタビュー番組「パリ第8大学の・・」ご紹介

2026/06/21

今回は、2014年4月に、フランス・キュルテュールで放送された、短いラジオの番組を訳しました。

パリ第8大学の分析学部の学生へのインタヴューになっています。「パリ第8大学の無意識のなかで」です。

インタビュアー(おそらくケエネン)は、精神分析についても知識のある人物のようで、他に分析家にインタビューしている番組も見つけました。

また今回登場する学生は、レアンドルという、ブラジルからの留学生ということです。確かにブラジルは「精神分析の王国」と呼ばれ、精神分析、とくにラカン派の精神分析が盛んな国です。彼は自分の悩みのために母国で分析を始めて、その結果、留学することになったと話しています。

パリ第8大学の精神分析学部には、じっさい様々な国籍の人が学んでいます。留学生たちは5大陸から来ていると思われます。

また、臨床心理士、精神科医、だけではなく、哲学、教育学の人たち、アーチストなど、非常に多彩な人たちが授業を受けています。

 

インタビューは約8分ほどの内容になります。

なお私訳は私の研究目的で行ったものとなります。

パリ第8大学の無意識のなかで

よくある質問

コントロール(スーパービジョン)について

当相談室では通常の面接や分析のほか、スーパービジョン(コントロール)も受けつけていますが、それはどのようなものなのか、質問があったので答えてみたいと思います。

 

スーパービジョンとは、行っている面接についてスーパーバイザーに報告して意見をもらう面接のことで、面接を実践しているひとなら誰もが一度は受けたことがあるのではないかと思います。実践家が自分の感覚・主観だけを頼りに面接を進めてしまうことで深刻な弊害が生じないように、第三者の視点を取り入れる目的があります。そのやり方はひとによりますが、面接の方向性や見立て、介入などについて、アドバイスをもらったり意見交換することが多いようです。

 

そのスーパービジョンのことをラカン派ではコントロールと呼んでいます。ではコントロールとはどのような性質のものと考えられるのでしょうか。ラカン派の団体のひとつECFのサイトにコントロールについての説明が載っていたので、それを訳しました。ラカンはコントロールは不可欠なものであり、分析家の欲望に属するものだと述べています。

 

訳のなかで、スーパーバイザーにあたる人のことをコントローラー、コントロールを受ける人のことをコントロール主体(分析主体 analysant の訳になぞらえて)と訳しました。

コントロールについて(ECFのHPより)

コラム

子どもの精神分析センターについて

IPE(Institut psychanalytique de l’Enfant)は、ラカン派精神分析家たちによる子どもの精神分析センターで、2009年にジャック=アラン・ミレールにより設立されました。

子どもの臨床は大人の臨床とともにラカン派でも大変重要視されています。そのため様々な勉強会が開かれていますが、その一番大きな国際的な大会がIPE主宰の大会となります。私も1度出席したことがありますが、朝から大きな会場に数百人のひとが集い、たくさんの症例の検討が熱心に行われていました。また、その後大会の内容がまとめられ書籍として出版されることが多いです。

次回、第9回目の大会は2027年の3月に開催されます。今回のテーマは「食べること―子どもにおける口唇欲動」とのことです。

大会の趣旨文がリジア・ゴリーニ(女性精神分析家であり精神科医)から出ていたので訳しておきます。

子どもの大会趣旨文

 

 

ページトップ