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よくある質問

カウンセリングや分析は、友達に話すお喋りとは何が違うのでしょうか

 

いろいろなことが考えられるのですが、まず最初の大雑把な答えとしては、それは相談する方次第であるというものです。というのは、カウンセリングや分析で何を話すかというのは相談する方が自由に決めることが多いと思われるからで、もしかりに友達に話すお喋りを望むのであればそうなる可能性があります(ただしそれへの返答は友達がするのと同じではないかもしれませんが)。

 

とは言え、やはり相談室に来て実際に何かを話すということは、「この人なら友達には話せないようなことでも話せる」とか、「何か自分のことなのに自分では分からないことを、この人なら理解してくれるかもしれない」といった気持ちがあると思われます。その時感じている苦しさや辛さ、症状などを、いったん話してみて相手にゆだねてみることで、苦しみが軽減したり症状が解消するのではないかと期待する・・といった気持ちがあると思います。

 

このような気持ちはとても大切なもので、自分が思っている以上のことを話す結果をもたらすことがあります。また自分が言おうとしていること以上のことを語る結果をもたらすことがあります。話すという行為には、すでに頭のなかにある考えを説明すること以上の何かがあるものです。また話しながら、なぜか頭のなかにことがらや思い出がぷかぷかと浮かんでくることもあります。場合によっては一回の面接でそういったものがいくつか連鎖して出てきて、遠くまで行きつくこともあります。もちろんそのようなことが起こらないこともあります。

 

まずはカウンセリングや分析をやってみることが、この質問にたいするご自身の答えを得るためには、必要になると思われます。

よくある質問

精神分析とは何でしょうか

精神分析とは何であるかという質問にたいして、どう答えたらよいのかと思っているときに、ラカン派の一番大きな精神分析団体、AMPのホームページにある説明を見つけました。

トップページの下部にこのコラムのタイトルが原語で書かれており、そこから入ると原文が読める形になっています。)

訳したので興味のある方は読んでみてください。精神分析とは何か

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オンライン面接はやっていますか

当相談室では来室していただいての相談を大切と考えており、推奨しております。

オンライン面接が可能なケースは、以下になります。

 

1 ご自身がカウンセリングを受けるのではなくて、スーパービジョンをご希望の場合。

2 来室しての相談をある程度の期間、すでに経ている場合。

 

おもな理由としましては、来室していただいて実際にふたりがやり取りを交わすときには、ノンバーバルな情報もたくさんやり取りをしています。それらは面接するごとに蓄積されていくものなので、無視できないほどの多くのものを面接にもたらすことになります。これを上手に生かしていくことで、より意義のある面接にできると考えられます。

 

また、相談室のなかでの様子から、言葉でお話しになる以上のことが把握できることがあります。ある意味、ご本人は気がついていないか、あるいは言葉にするまでもないと考えているので話さないが、じっさいに一緒の空間にいるおかげでカウンセラーが把握できることがあるということです。そしてまさにそれが、面接の方向性を決めたり見立てをもったりするのに重要な手がかりとなる場合があります。

 

最後に精神分析の面接の場合はなおさら、面接の性質上、来室していただいての面接が重要と考えております。

 

以上のような理由により、当相談室では現在のところ来室していただいての相談を推奨しています。オンライン面接をご希望の方は、恐縮ですが今一度相談室への来室をご検討くださるように、お願い申し上げます。

 

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