コラム
ラカンRedivivusについての講演会(4)
ポッドキャストの番組「ライブラリー・モラ」から、2022年3月11日に提供された講演会の訳のつづき(4)のご紹介です。
生前のラカンをよく知るひとたちが、彼のいろいろなエピソードを書いて載せたLacan Redivivusという書籍があります。
訳したのはミレール氏が話している場面の一部です。今回はラカンの患者呈示について、お話ししています。患者呈示というのは、病院のなかで、人々が見守るなか、患者さん(あらかじめ承諾されている)と精神分析家がやり取りをするものです。その後患者さんは退出し、分析家が今しがた行ったことを素材にして講義を行うのが一般的です。学べることは多く有益な教育方法のひとつですが、現在ではあまり実施されていないかもしれません。
(ところで、ラカンと親交がありセミネールで発言もしている女性精神分析家、フランソワーズ・ドルトの実際の患者呈示については、こちらをご覧ください。途中から、人々が見守る中、カティアという名の子どもと面接しているドルトの面接記録となっています)
試訳は私の個人的な研究のためになされたものとなります。





