PTSD 鬱病 発達などの悩みご相談下さい。ラカン派臨床心理士によるカウンセリング

フランス人の方へ
護国寺こころの森相談室
フランス人の方へ
  • お問い合わせ・ご予約:03-69020262
  • お問い合わせ・ご予約はこちら

icon

image
ホーム > moricocoro_gohanの記事
コラム

New Lacanian Shool 2024年度大会テーマについて

2024/04/06

2024年5月11日、12日に、イギリスのダブリンにてNLSの大会が開催されます。

NLSとはラカン派精神分析家たちによる団体のひとつです。イギリスやオーストラリア、ギリシャ、ポーランド、ロシア、イスラエルなど、さまざまな国でグループを作って活動している人たちが所属する団体になります。

今大会のテーマは「まなざし(視線)の臨床」となっていて、会長のダニエル・ロア氏が趣旨説明を行っています。このテーマをもとに、大会ではたくさんの臨床例の検討や、発表が行われます。

室長はオンラインで参加の予定ですがロア氏の趣旨説明を訳しましたので、興味のある方は読んでみてください。

まなざしの臨床 まなざしの臨床 D・ロア 

 

お知らせ

NLS(New Lacanian School)とAMPについて

2024/02/18

このたび、ラカン派精神分析家の団体のひとつである、NLS(New Lacanian School)と、AMP(Association Mondiale de Psychanalyse 世界精神分析協会)の会員になりましたので、お知らせいたします。

今まで支えてくださった方々に感謝を申し上げると同時に、より一層の研鑽に努めて参る所存です。

その他(訳書など)

「言葉にとらわれた身体」(誠信書房)について

エレーヌ・ボノー氏による『言葉にとらわれた身体ー現代ラカン派精神分析事例集』(Le Corps pris au mot, 2015, Navarin éditeur)の共訳書(福田大輔監訳、阿部又一郎・森綾子訳)が、誠信書房より出版されました。

この本はフランスのラカン派女性精神分析家が臨床で出会った人々の症例が20ほど、報告されています。精神医学的な診断で言えば、うつ病や心気症、摂食障害やパニック障害、PTSDや線維筋痛症など

の他、妊娠や性的なトラウマ、共依存、暴力など、かなりバラエティーに富んだ問題が扱われている内容になっています。

ラカン派精神分析の理論と実践がどのようにつながっているのかを理解することができ、またフランスにおいて現代を生きる人たちが、どんなことで分析を求めてやってくるのか、分析によってなにを見つけることが出来るのか(出来ないのか)を知るのにも、とてもよい本だと思います。

 

 

ページトップ